早稲田大学高等学院ラグビー部のご紹介 2020/4/19

早稲田大学高等学院ラグビー部OB会(学院ROB)は、早稲田大学高等学院ラグビー部に所属した早稲田大学高等学院卒業生により構成されています。2020年度の早稲田大学高等学院ラグビー部をご紹介いたします。

早大高等学院ラグビー部のご紹介2020

◆歴史
早稲田大学高等学院ラグビー部は、長い歴史を有する伝統クラブです。1949(昭和
24)年、戦後の新制高等学院発足と同時に創部し、今年で71周年を迎えました。
1918(大正7)年に創部し102年の歴史を有する早稲田大学ラグビー蹴球部を兄貴分
とし、これまで共に歴史を重ねてきました。
伝統の『赤黒ジャージー』や部歌『北風』は、早大ラグビー部と同じです。そし
て優勝した時にだけ歌うことが許される第二部歌『荒ぶる』も継承しています。
高等学院ラグビー部では、この『荒ぶる』を過去三度、全国高校ラグビー大会東
京都予選優勝を成し遂げた時に歌うことが許されました。
高等学院ラグビー部は、『継承』と『緊張』と『創造』の精神のもとに、常に優
勝を目指して活動を続けています。

◆過去三度の「花園」出場
「花園」――それは高校ラガーメンの聖地であり目標――
高等学院ラグビー部は、全国有数の激戦区で知られる東京都予選を勝ち抜き、過
去三度の全国大会出場を果たしています。
初出場は1978(昭和53)年、当時高校日本一と言われた国学院久我山と都大会決勝
で対戦。久我山の猛攻を激しいタックルで破り、9-6で見事東京代表の栄冠を勝
ち得ました。
二度目は1988(昭和63)年、強力FWを擁する本郷高校と都大会決勝で対戦し、16-
15という大接戦で劇的な勝利を収めました。早大ラグビー部に受け継がれる勝利
の歌『荒ぶる』が競技場に高らかに響き渡った感動の瞬間でありました。
三度目が1990(平成2)年、宿敵・国学院久我山を都大会決勝で10-0で下し、花園
出場を果たしています。全国大会ではノーシードながら順調に勝ち上がり、準々
決勝で全国有数の強豪・大阪工大高(現在の常翔学園)と対戦しました。 雨中での
激しい戦いの中、当時高校日本一と言われた強力FWを擁する大阪工大高に対し、
一歩も引かない壮絶な戦いが繰り広げられました。 後半、高等学院がBKのトラ
イで6点リードした後、大阪工大高が同点のスクラムトライ。そのまま同点引き分
けでノーサイドとなり、抽選の結果、大阪工大高が準決勝へ駒を進めました。 こ
の試合は本大会ベストゲームとして、今でも語り継がれています。

◆大西鐵之祐先生の教え
延べ9年間指揮を執った早大ラグビー部を何度も頂点に導き、日本代表監督として
1968(昭和43)年にオールブラックスジュニアを23-19で破り、1971(昭和46)年には
イングランド代表に3-6と肉薄するなど、桜のジャージに輝かしい時代をもたら
した名将・大西鐵之祐。
1995(平成7)年に亡くなる直前までその情熱は衰えず、晩年は高等学院ラグビー
部の指導に力を注ぎました。“鉛筆より重たい物を持ったことがない”といわれ
た高等学院のラグビー部員を、その知と熱によって鍛えに鍛え、三度の全国大会
に導きました。その教育理念は、今もなお高等学院ラグビー部に脈々と受け継が
れています。
大西先生の教えは「勝利への飽くなき追求こそが、人間を成長させる。しかし、
ただ勝てばよいのではない。体を張った極限状態の中で、フェアであることを自
らに課すことが大切だ。合法か違法かではなく、フェアかアンフェアかで行動し
なければならない」というものでした。
目の前に5億円を積まれた時に、本能的にそれを拒否できる人間を育てたい。ジャ
スティスよりフェアネスを知る人間を育てたい。勉強だけでもダメ。ラグビーだ
けでもダメ。高等学院に入学し、ラグビー部で切磋琢磨し、真のナショナルリー
ダーたりえる若者に育って欲しい。それが我々高等学院ラグビー部の基本理念で
す。

◆指導体制、トレーニングスタッフ
早稲田大学高等学院ラグビー部は伝統的にOBが指導する体制をとってきました。
それはOBが指導することにより「早稲田ラグビー」の戦術、技、そして魂を次世
代へ永遠に継承していくためです。高等学院や早大のラグビー部OBから選出され
た監督・コーチ陣はほとんどが会社員のため、平日は生徒主体で運営し、土日を
中心に監督・コーチ陣の綿密な指導が行われています。
また早大ラグビー部との連携により、専任のトレーニングスタッフやメディカル
トレーナーが、ラグビーには欠かせない体力作りとケガ等の管理を科学的に行っ
ています。さらに今シーズンより早大ラグビー部からプロコーチが派遣され平日
の指導に当たっており、技術面・体力面・戦略面でのハイレベルなコーチングを
実施しています。
日頃の活動は、高等学院の人工芝グラウンド、早大上井草の天然芝グラウンドを
使用し、筋トレは高等学院が誇る最新トレーニングルームで行います。
高等学院ラグビー部では、恵まれた環境の中、厳しい練習を通じて、生徒が人生
の大きな糧となるものを得ることを目指しています。

◆早稲田大学ラグビー蹴球部との繋がり
早稲田大学ラグビー蹴球部は、創部100年を超える歴史の中で常に全国のトップで
あり続けています。その早大ラグビー部には多くの高等学院出身者が入部し活躍
してきました。現在、早大ラグビー部の現役部員の中で、高等学院出身者は14名。
高等学院出身者で早大ラグビー部を卒業した歴代のOBも150名を超え、他校出身
者を圧倒しています。2002(平成14)年度に完成した早大上井草グランドはラグ
ビー専用で、一年中緑の芝に覆われています。ここで、練習試合や定期戦等を
行ったり、大学生の胸を借りて出稽古を行ったりしています。

◆定期戦
高等学院ラグビー部は、都大会等の公式戦以外に定期戦を大切にしてきました。
現在、毎年秋に行われている早慶戦(慶應義塾高)は70年以上の歴史を持ち、また
春の四校対抗(慶應義塾、青山学院、成蹊) 、関西遠征(同志社香里、京都府立洛
北) 、三校対抗(早稲田実業、早大本庄高等学院)の定期戦が、年間スケジュールに
組み込まれています。他校との交流をラグビーを通じ、ライバルとして、生涯の
友として、互いに切磋琢磨しています。

早稲田大学高等学院について

◆自由な学びの場
早稲田大学高等学院は、早稲田大学ただ一つの附属男子校であり、卒業生全員に
早稲田大学へと進む道が約束されています。1920(大正9)年に早稲田大学の予科(大
学での研究に必要な教養を身につけるための学校)として設置された旧制早稲田高
等学院を源流として、1949(昭和24)年に新制高等学校になったことから、まもな
くちょうど100年となる歴史を誇ります。かつては早稲田大学の各学部で学ぶ学生
の大半が高等学院の修了生でした。現在でも、例えば政治経済学部の1学年約850
人のうち、高等学院の卒業生は110人と実に8人に1人の割合を占めています。これ
は高等学院生こそが早稲田大学の本流であることを示しています。つまり、高等
学院には、受験にとらわれない「学びの自由」があります。自らの探究心に沿っ
て、勉強やクラブ活動に思う存分打ち込みながら、それぞれが思い描く未来への
道を切りひらいて行くことができます。
また、生徒の主体性を大切に考える自由な校風が特長で、制服も校則もありませ
ん。多くの卒業生が高等学院在学中から、自らの未来を見据えて自らを育て、政
治・経済・文化など社会のあらゆる分野で活躍しています。ちなみに、ラグビー
ワールドカップ2019日本大会公式キャッチコピーの「4年に一度じゃない。一生に
一度だ。- ONCE IN A LIFETIME -」は、高等学院卒業生のラグビー部OBによるも
のです。

◆自己推薦入試制度
あまり知られていないかも知れませんが、高等学院には、1998(平成10)年度から
自己推薦入試の制度があります。これは、高等学院を第一志望とすることによっ
て、中学校など他者の推薦を受けることなく、自分で自らの可能性をアピールし
て推薦することができる、たいへんユニークな制度です。この制度で入学定員の2
割にあたる100人を募集しています。中学校での成績と出席状況の一定の基準さえ
満たせば誰でも受験が可能で、いわゆるスポーツ推薦入試とは異なるため、実績
や記録などは応募の条件ではありません。もちろん、これまでに残した輝かしい
実績や記録があれば、調書にそれを記載してアピールすることもできます。しか
し、この制度で求められていることは、それまでに何をしてきたかだけでなく、
高等学院に入学して何に打ち込みたいか、さらに早稲田大学の各学部に進学して
何を学びたいか、そして、社会に出たあとに自らの能力・学問を生かして、どの
ように社会に貢献したいのか、そのような一本の道筋がぼんやりとでも見えてい
ること、そしてそれを説明できる力があることです。ラグビー部の生徒やOBにも、
多くの自己推薦入試による入学者がいます。この制度での入試を考えている方に
は、ラグビー部OBから体験談などをお話しする機会を設けたいと考えています。
ぜひ、お声掛け下さい。
入試に関する詳細は、次ページを参考にして下さい。

(2020年度 入学試験要項より抜粋)
※2021年度については学校HPをご覧ください。https://www.waseda.jp/school/shs/

◆一般入学試験
募集人員: 第1学年 男子 260名(帰国生18名を含む)
出願資格: ① 2003年4月2日以降、2005年4月1日までに出生した者。
② 次のいずれかに該当する者。
a. 日本国内の中学校を2020年3月に卒業見込みの者、および2019
年中に卒業した者。
b. 2020年3月末までに国の内外を問わず通常の課程による9か年の
学校教育を修了または修了見込みの者。
試験日 : 2月11日 筆記試験(英語・国語・数学・小論文)
2019年度実質倍率:2.61倍

◆自己推薦入学試験
募集人員: 第1学年 男子 約100名
出願資格: 以下①~⑤のすべての要件を満たしている者
① 高等学院を第一志望とし、合格した場合は入学を確約できる者
② 2004年4月2日以降、2005年4月1日までに出生した者。
③ 2020年3月中学校を卒業見込みの者。
④ 中学校3年次第2学期の学期成績が、9教科合計(5段階評価)で40
以上の者。ただし、2期制の学校で3年第2学期の成績がない場合
は、最新の成績(これがない場合に限り3年前期成績)とする。
⑤ 3年間の欠席合計が30日以内の者。ただし、30日を超えても正当
な自由(事故・入院等による欠席)のある場合は、出願資格を認
めることもあるので、事前に高等学院に問い合わせること。
試験日 : 1月22日 出願者全員に面接
2019年度実質倍率:2.42倍
※自己推薦入試で不合格となった場合も、一般入試を受験することができます。
ただし優遇制度はありません。他の受験生と同じ条件での受験となります。
※入試に関する情報は、間違いや変更がある場合があります。
必ず、学校の発信する最新情報をご確認ください。

早稲田大学ラグビー蹴球部部歌

『北風』
北風のただなかに
白雪踏んで
球蹴れば、奮い立つ
ラグビーワセダ
抜山の威力
蓋世の意氣
男児の勢、数あれど
ワセダラグビー ラララララ
ワセダラグビー ラー

 


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