玉川学園グランドにて春季大会1回戦の帝京八王子との試合が行われました。
【前半】
8分 学院敵陣22m中央の帝京パスミスのラックを押し込み、ポッカリ空いた中央を学院№13が拾って抜けて中央トライ。 (7-0)
11分 学院敵陣22m左のショートラインアウトからオープン展開し、下がっていた№8が抜けて中央トライ。(14-0)
【後半】
3分 学院敵陣に攻め込み、主将の№10が抜けたところを№13がフォローし、右隅にトライ。(21-0)
14分 学院敵陣に入り、何人かでつないで最後は№14が右隅にトライ。(28-0)
20分 味方陣ゴール前5m学院ボールのラインアウトで、№10がインゴールでタッチキックを蹴ったが、帝京にチャージされインゴールで帝京に押さえられトライされる。(28-5)
24分 学院敵陣10mラインアウトから左オープン展開し、№13が相手の外側を振り切り中央にトライ。(35-5)
まずは初戦を白星で飾ることができましたが、メンバー表を見るとリザーブが一人しかいないので、怪我が一番怖いところです。
きょうのレフリーは、立ってプレーをするよう試合前に注意していたのか、 タックルで倒れたところを非常に厳しく見ており、特に学院は前半 つまらないペナルティーを何本も取られてチャンスをつぶしていた。 ポイントからSHが横に流れ、そこにFWがフラットに早い球をもらい 縦を突く春合宿で遠藤監督の元で練習していた形が何度も見られた。
さらに練習を積んで、パスの精度・縦のスピードUP・アングルの意識を期待したい。 学部超OBの横井章さんは、学生を指導する際に「あ、し、か、こ」を 徹底させているようで、そのブログにも何度も出てきます。 『あ・歩かない、し・姿勢は低く、か・片手にならない、こ・声を出せ』 きょうの学院の試合を見ていると、トライをした№13、№8、チャンス メイクした№10の全員が、相手と接触する際もボールを片手で持っており、 幸いノックオンは少なかったのですが、相手に捕まりそうになったり、 タックルを受けたときのボールコントロールの自由度・範囲・精度を自ら狭めてしまっているように見えました。
ボールを両手で持つという基本に忠実なプレーはいつの時代も重要です。 両手で持って、無理をしすぎずにフォローしてきた味方につなぐという意識・気持ちをもっと持ってもらいたいと思いました。
中澤(76卒)